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大阪大学 久保山です。
図書館のシステム、ネットワークを担当しています。

このMLでは初めてポストさせていただきます。

>> これは私も知りたいです.感覚としては,IP認証の効く
>> キャンパス内アクセスについては,わざわざ図書館のポータルを
>> 経由する利用者はかなり少ないだろうとは思うのですが.
> 
> 少なくとも僕の行動パターンとしては,
> ・CiNiiやPubMedといったDBの検索結果リンクから直接本文にとぶ
> ・出版社からのメイルのTOCから直接本文にとぶ
> というのがほとんどなので,図書館のサイトにたまに行くと迷子になります.
> なので,ID/Passwordを個別に聞いてくるDBなどは行動範囲外になっている
> 可能性もあります.

少ない経験ですが、慣れた方法を継続するベクトルは強そうだと感じます。

根拠(印象)ですが、
・前提は、大阪大学では、2008年3月まで、DBは大学ポータル=別のリバース
プロキシ(delegate) 経由でないと使えませんでした(利用登録&課金制)。
・利用登録&課金制の廃止後、全てのDBが出ていないことなどを背景に、
図書館サイトのDBリストへの誘導を計りました。

しかし、思った以上に、従来の大学ポータル経由のやり方を続けている人が多い
という印象がありました。
 (窓口の人の話や、メールでの問い合わせからの推測です)。
−−−−−

利用比率について、本学でのWeb of Science を例に調べてみました。
(いわゆるadmin サイトから)

リバースプロキシ経由の場合は、学外から"も"使えますが、
リバースプロキシ経由の割合は
 ・2008年6月 25%
 ・2009年〃  17%
 ・ 〃 7月 18%

リバースプロキシ経由の利用=学外からの利用 に近付いているのか
不明のままですが、大学ポータル経由で使っている人(正確には、セッション数)
がこれだけいた、ということです。

また、リバースプロキシ経由の数をベンダーさんにお願いして拾ってもらうと
SCOPUSで、
リバースプロキシ経由は、全体の約8%(2008年度)でした。
(但し、両者の「1件」が同じか不明)

最初に書いたように、かつての「慣れた方法」でされている方も
いるでしょうが、ご参考まで。

-- 
久保山 健  d-lib01[at]library.osaka-u.ac.jp
 大阪大学 情報推進部 情報基盤課 (図書館システム担当)
 Tel: 06-6850-6810  Fax: 06-6850-6819