山地先生、NIIの皆様 山形大学の伊藤です。 非常に参考になる技術情報ありがとうございます。 山形大学でも、セキュリティコード(認証ログ)などをどのように 集約しようか検討し、プログラムの開発を進めていたときでしたので、 タイムリーに助かりました。 参考にしながら、コードの実装を進めてさせていただきます。 ありがとうございました。 > -----Original Message----- > From: xxxxxxxxxxxxxx@xxxxxxxxx [mailto:xxxxxxxxxxxxxx@xxxxxxxxx] On Behalf Of xxxxxx@xxxxxxxxx > Sent: Monday, October 05, 2009 9:19 AM > To: xxxxxxxx@xxxxxxxxx > Subject: [upki-fed:88] IdPとSPのログ対応 > > やまじです. > > 僕の提供しているサービスで,IdPとSPでうまくログの対応をとる必要が出て > きて,やり方をNIIの技術に調べてもらいました.皆さまのところでも役に立 > つ情報だと思いますので,MLに流したいと思います. > > 僕は,まずは,SP(shibd.logger)は, > log4j.category.Shibboleth.SSO=DEBUG ←SSO関連情報をダンプ > IdP(logging.xml)は, > <logger name="org.opensaml.saml2.binding"> ←cookieのID等のダンプ > <level value="DEBUG" /> > </logger> > として出力するrequestIDでマッチング情報にしようかなと思っています. > > ---------------------------------------------------------------------- > セッションの開始時にSPで設定される > NameIdentifier、Assertion ID、requestIdがIdPとSPの間で共有されます。 > これと時刻情報、entityIdを元にログを検索することになると思います。 > > セッションの開始時にSPの/var/log/shibboleth/transaction.logに > 「New session」というキーワードでログが出力され、 > 日時、スレッドID、SPのセッションID、接続先IdP、クライアントのIPアドレス、 > NameIdentifier、Assertion IDなどが取れます。 > #SP1.3ではAssertion IDの出力はありません。 > > IdPでは、セッション終了時に「Shibboleth-Audit」ログが出力されます。 > 通信相手がSPが1.3の場合、このShibboleth-Auditログに > 「NameIdentifier」の値が出力されますので、ここから対応の確認が取れます。 > 通信相手がSP2.0以降の場合は出力されないようですので、 > SPとIdPの通信データの内容をダンプして確認すると良いと思います。 > 「Request ID」もauditログに出力されます.3番目の出力です。 > https://spaces.internet2.edu/display/SHIB2/IdPLogging > > > 複数のSP/IdPと通信する場合は、 > スレッドのIDを出力することでセッションを区別できます。 > スレッドのIDは、SPではデフォルトで出力されます。 > IdPではデフォルトでは出力されませんが、 > コンフィグファイルでログフォーマットを変更すると出力できます。 > > IdPとSPの通信に関連のある情報、セッションの情報、 > スレッドIDの出力を追加したログ出力のコンフィグファイルと > これを用いたログ出力を例として添付します。 > コンフィグファイルの変更箇所には、本日の日付のコメントが入っています。 > > idpのログ出力定義ファイル(logging.xml): > <logger name="org.opensaml.saml2.binding"> ←cookieのID等のダンプ > <logger name="org.apache.xml.security.encryption"> ←SPに送信するデータ > をダンプ > <appender name="IDP_PROCESS" ~> > <layout class="ch.qos.logback.classic.PatternLayout"> > <Pattern>%date{HH:mm:ss.SSS} - %level [%logger:%line] [%t] - %msg%n</Pattern> > ←[%t](スレッドID)を追加 > </layout> > </appender> > > SPのログ出力定義ファイル(shibd.logger): > log4j.category.Shibboleth.SSO=DEBUG ←SSO関連情報をダンプ > log4j.category.OpenSAML.MessageDecoder=DEBUG ←SAMLデータダンプ > log4j.category.OpenSAML.MessageEncoder=DEBUG > log4j.category.OpenSAML.SecurityPolicyRule=DEBUG > > 参考: > https://spaces.internet2.edu/display/SHIB2/IdPLogging > https://bugs.internet2.edu/jira/browse/SIDP-203 > http://www.nurs.or.jp/~sug/soft/log4j/log4jlb.htm > > 以上です。 > ---------------------------------------------------------------------- > > -- > Kazu
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