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[upki-fed:00791] FYI: locale configuration when building uApprove-jp



土屋です.

Debian な環境を使っている人はめったにいないと思うのですが,一応念のために
情報提供です.

Debian では,各システムの対応する locale の範囲について,locales パッケー
ジの設定で管理するようになっており,システムインストール時に日本語を選択
した場合,デフォルトでは ja_JP.UTF-8 な環境のみに対応したシステムが構築さ
れるようになっています.

ところが,uApprove-jp 中の viewer モジュールの build.xml では,

    <apply dest="${dir}" executable="native2ascii" verbose="true">
            <env key="LANG" value="en_US.UTF-8"/>
            <srcfile />
            <targetfile />
            <fileset dir="${dir}" includes="*_ja.properties.orig" />
            <mapper type="glob" from="*_ja.properties.orig" to="*_ja.properties" />
    </apply>

というように,en_US.UTF-8 な値を設定してから native2ascii を呼び出すと記
述されているため,en_US.UTF-8 をサポートしていない環境で uApprove-jp を
build すると uApprove-jp の画面が大量に文字化けするという現象が生じます.

Debian 環境の場合は

    dpkg-reconfigure -plow locales

というコマンドを実行して,en_US.UTF-8 のための locale データベースを構築
するように指示すれば解決できます.

-- 
土屋 雅稔 ( TSUCHIYA Masatoshi )