IdP運用ご担当 各位
学認情報交換ML参加者 各位
国立情報学研究所 学認事務局の末永です。
お世話になっております。
Shibboleth IdP ver4の情報について、続報がございますのでお知らせいたします。
2020年3月11日に、Shibboleth IdPv4.0.0が正式にリリースされました。
https://wiki.shibboleth.net/confluence/display/NEWS/2020/03/11/Shibboleth+Identity+Provider+V4.0.0+Released
また、あわせてShibboleth IdP v3系統のEOLが2020年12月末であることが
公表されました。
IdP運用機関様におかれましては、アップデートを実施してくださいますよう、
お願いいたします。
なお、IdPv4アップデートに関する情報は以下のウェブページで随時お知らせ
しています。
https://meatwiki.nii.ac.jp/confluence/x/FCbxAg
これに併せて学認の技術ガイドも順次更新していきます。
なお、NIIが提供しているIdPプラグインにつきましては現在IdPv4対応改修中です。
4月に入ってからの公開を予定しております。
また、これに関してアップデート時のノウハウなど情報をお持ちの方が
いらっしゃいましたら、共有していただけますと幸いです。
宜しくお願い申し上げます。
On 2020/02/12 16:48, 国立情報学研究所 学認事務局 wrote:
IdP運用ご担当 各位
学認情報交換ML参加者 各位
国立情報学研究所 学認事務局の末永です。
お世話になっております。
Shibboleth IdP ver4の情報について、お知らせいたします。
2020年2月現在、Shibboleth IdP ver4について、大まかに以下のような変更が
あることが判明しています。
■名前空間のフラット化
プレフィックス付きのShibboleth IdP ver2由来の名前空間を使用した設定
ファイルが使用できなくなります。
Shibboleth IdP ver3.4では、名前空間のフラット化がされていない場合、
DEPRECATEDのwarningとしてログに出力されます。
■その他、DEPRECATEDのwarningとして出力される影響の大きいもの
<Dependency>要素は内容によって<InputAttributeDefinition>と
<InputDataConnector>に変更が必要となります。
このwarningが出力されなくなるまで、IdP v3.4の最新版で設定ファイルを
修正することを推奨します。
■LDAP周りの変更
使用するライブラリがJNDIからUnboundIDに変更になることにより以下の通り
設定によってはv4への移行後にエラーになる可能性が若干ございます。
また、2020年2月5日にShibboleth IdP ver4のベータ版がリリースされました。
https://wiki.shibboleth.net/confluence/display/NEWS/2020/02/05/Shibboleth+Identity+Provider+V4.0.0-beta1+Released
Shibboleth IdP ver3のEOLについては明言されていませんが、Shibboleth IdP
ver4の
正式版リリースは2020年第一四半期と予定されていますので、アップデートに
むけた検証等の準備を進めてくださいますよう、お願いいたします。
これらについての設定ファイルの修正方法や対策については、GakuNinShareにて
情報を公開しています。また、新たな情報が判明次第、随時追記いたします。
GakuNinShare - IdPv4アップデートに関する情報:
https://meatwiki.nii.ac.jp/confluence/x/FCbxAg
IdP運用機関および構築ご担当の方におかれましては、上記ご確認くださいま
す よう、
お願いいたします。
以上、宜しくお願い申し上げます。