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[upki-fed:01422] Re: サブドメインを含むIDでの認証で、ePPNがNOT RECEIVEDとなる



諸根 様

 

広島経済大学 長原です。

ご丁寧に回答いただきまして、ありがとうございます。

 

ePPN 属性は 「[IdPで一意な,かつ,永続的な識別子]@[Scope] 」形式である必要があるため、IdP から送出された値 xxxxxx@xxxxxxxxxxxxxx   メタデータの Scope ( hue.ac.jp )と一致していないために警告がでているものかと存じます。推測になるのですが、IdP 側で定義する値が mail 属性のようなものを指定して ePPN 属性を生成しているのではないでしょうか。attribute-resolver.xml 抜粋例( Shibboleth IdP 4.1.0 )

 

本学では、ADUPN(=xxxxxx@xxxxxxxxxxxxxx)をユーザーIDとして利用しているため、SP側のシステムでもePPNをそのままユーザーIDとして利用できないかと思い、学認のePPNUPNを設定しておりました。

 

---- attribute-resolver.xml -----

    <AttributeDefinition xsi:type="Prescoped" id="eduPersonPrincipalName">

        <InputDataConnector ref="myLDAP" attributeNames="userPrincipalName" />

    </AttributeDefinition>

---- attribute-resolver.xml -----

 

 

>例えばですがここで uid の一意性が保証されていない場合には別の属性を指定する必要があります。

>下記は <cn>@<scope> という形式にしています。

つまり、

・1つのIdpで複数の<scope>は管理できない。

・サブドメインも含めて1つのIdpで認証するのであれば、ePPNをxxxxxxxxxxx@xxxxxxxxxのように一意になるよう設定する。

・本学のIDSPに渡したいときは、別の属性で受け渡す。

ということですね。

 

ありがとうございました。

____________________________________________________________

  広島経済大学 情報センター 長原 泰彦

 TEL:082-871-1663 内線 353

  E-mail:xxxxxxx@xxxxxxxxx

 

 

From: Morone, Kentaro <xxxxxxxx@xxxxxxxx>
Sent: Friday, July 2, 2021 2:54 PM
To: xxxxxxxx@xxxxxxxxx
Subject: Re: [upki-fed:01420]
サブドメインを含むIDでの認証で、ePPNNOT RECEIVEDとなる

 

長原 様

諸根と申します。

GakuNin テストフェデレーション メタデータを確認しますと、Scope  hue.ac.jp で定義されております。

<Extensions>
<shibmd:Scope regexp="false">hue.ac.jp</shibmd:Scope>
</Extensions>
---

 

ePPN 属性は 「[IdPで一意な,かつ,永続的な識別子]@[Scope] 」形式である必要があるため、IdP から送出された値 xxxxxx@xxxxxxxxxxxxxx   メタデータの Scope ( hue.ac.jp )と一致していないために警告がでているものかと存じます。推測になるのですが、IdP 側で定義する値が mail 属性のようなものを指定して ePPN 属性を生成しているのではないでしょうか。attribute-resolver.xml 抜粋例( Shibboleth IdP 4.1.0 )


---snip---

<AttributeDefinition xsi:type="Simple" id="eduPersonPrincipalName">
     <InputDataConnector ref="myLDAP" attributeNames="mail" />
</AttributeDefinition>
---snip---


一般的には下記のような形で 「type="Scoped"」、「scope="%{idp.scope}」を利用し idp.properties の値で ePPN 属性を定義します。

下記の場合、uid の一意性と永続性は組織で保証されているものとなります。


---snip---

<AttributeDefinition xsi:type="Scoped" id="eduPersonPrincipalName" scope="%{idp.scope}">
    <InputDataConnector ref="myLDAP" attributeNames="uid" />
</AttributeDefinition>
---snip---

例えばですがここで uid の一意性が保証されていない場合には別の属性を指定する必要があります。

下記は <cn>@<scope> という形式にしています。

 

---snip---

Scope: hue.ac.jp

 

ユーザA: 

  uid: user01 

  cn: someone-a

  mail: xxxxxx@xxxxxxxxx


ユーザB: 

  uid: user01 

  cn: someone-b 

---snip---

 

eduPersonPrincipalName ( [IdPで一意な,かつ,永続的な識別子]@[Scope] )

 

ご参考になれば幸いです。


Morone, Kentaro
  SIOS Technology, Inc.