学認ブランドについて

このページでは、NIIの提供する事業・サービスのうち、「学認」を冠するサービスや、「学認」経由での認証が必要なサービスについて解説します。

0.「学認」ブランドについて

「学認」は、日本における学術認証フェデレーションの名称として2010年より利用がはじまりました(*)。
Webベースのシングルサインオンの仕組みを用いて組織間で認証連携を行うために、IdPとSPと呼ばれるサイト間で連携する枠組みを指すものですが、
このような認証連携の仕組みを前提とした、あるいは将来的に学認の利用を必須とすることを想定したサービス群に対しても、「学認」のブランドを冠した名称を利用しています。

現在は、大きく分けて次の3つのサービスにおいて利用されています。

  1. 学術認証フェデレーション「学認」

  2. 学認クラウド

  3. NII Research Data Cloud

これらのサービスの中でも、「学認」のブランドを冠した細かなサービスが提供されています。以下、まとめて紹介します。
(*) 学認は商標登録されており、使用許諾条件等を定めております → 学認ロゴや商標の利用に関するご案内

 

1.学術認証フェデレーション「学認」

サービス名称 英語名称 Webサイト サービス概要
学認 GakuNin https://www.gakunin.jp/

日本における学術認証フェデレーションです。

サービス利用機関(IdP)は、様々なサービスをシングルサインオンで利用することができます。
サービス提供機関(SP)は、学認参加IdP保有機関にサービスを提供することができます。

サービス利用機関のメリットとして、ID/パスワード等による認証の手続きがIdP内のみで完結し,SP側に送られません。そのため,SP側によるID・パスワード漏洩への対策になります。また、共通のID・パスワードにより各SPを利用できるようになるため,アカウントの集約管理が出来るようになります。

サービス提供側にもメリットがあり,利用者のアカウント管理コストが低減できます。

学認申請システム GakuNin Registration System https://office.gakunin.nii.ac.jp/

学認への参加申請や、登録情報の変更申請を行うサービスです。

学認で認証して利用しますが,初回の参加申請時にはOrthrosのアカウントを取得して利用頂きます。
証明書の更新や担当者の交代、eduGAINへの参加なども申請項目として準備されています。

学認DS GakuNin DS https://ds.gakunin.nii.ac.jp/

学認が提供するCentral Discovery Serviceです。

標準的な学認による認証では,SP利用時に一旦このDSにアクセスし,自身の所属機関(IdP)を選択したうえでID・パスワード等を入力して認証を行います。

学認mAP
/ mAP Core
GakuNin mAP / mAP Core   学認クラウドゲートウェイサービスの一部として提供されております。
詳細は学認クラウドゲートウェイの項目を参照ください。
学認Survey
システム
GakuNin Survey System https://survey.gakunin.nii.ac.jp/

学認参加IdP保有機関に対するアンケートを行うためのシステムです。
学認参加IdP運用状況調査等で利用しています。

学認連携クライアント証明書発行システム   https://nii-auth.atlassian.net/wiki/x/WJedAg

主に学認で認証したユーザを対象に、UPKIのクライアント証明書(個人認証用およびS/MIME証明書)を発行するサービスです。

利用にはUPKI電子証明書発行サービス利用機関であり、かつ、学認に参加している(Shibboleth IdPを個別に運用している機関も利用可)必要があります。

また、各機関ごとに構築が必要です。

 

 

2.学認クラウド

サービス名称 英語名称 Webサイト サービス概要
学認クラウド GakuNin Cloud https://cloud.gakunin.jp/

国立情報学研究所では、クラウドの導入を検討されている大学・研究機関等への情報提供やコンサルティング、研究や教育でクラウドを利活用するためのツールの提供等、クラウドの導入から利活用までを幅広く支援するサービスを展開しています。「学認クラウド」は、これらの支援サービス群の総称で、現在、以下の3サービスを提供しています。また、大学・研究機関は学認クラウド参加によって、学認クラウド共通サービスとして次のサービスを利用することができます。

・個別相談(内容は、クラウド導入から利活用まで)
・ユーザーズミーティング/ワークショップ/その他参加機関限定イベント参加
・クラウド活用度調査参加
・学認クラウド共通コミュニティスペースへのアクセス

学認クラウド
導入支援サービス
GakuNin Cloud Adoption Support Service https://cloud.gakunin.jp/cas/

大学・研究機関がクラウドを導入・利用するための情報提供やコンサルティングサービスであり、大学・研究機関に対して、以下を実施します。

・クラウド利活用セミナーやスタートアップガイドによる情報提供
・大学等がクラウドを導入する際のチェックリストを策定
・クラウドプロバイダが自社サービスに関して回答したチェックリストを検証し参加機関に提供

学認クラウドゲートウェイサービス GakuNin Cloud Gateway Service https://cloud.gakunin.jp/cgw/

研究・教育活動に必要な各種クラウドや電子ジャーナル等のオンラインサービスにワンストップでアクセスするためのポータルです。大学・研究機関に所属する人は、ゲートウェイサービスにログインするだけで、所属機関が機関契約を行っているサービスならびにグループで利用しているサービスなどに素早く、簡単に、アクセス可能となります。自分が利用できるサービスが一目でわかり、ワンクリックでそのサービスへ移動することができます。

また、mAP Coreと呼ばれる学認のグループ機能を内包しています。

学認クラウド
オンデマンド構築
サービス

GakuNin Cloud On-demand Configuration Service https://cloud.gakunin.jp/ocs/ 研究・教育活動に必要な計算機環境をクラウド上に容易に構築できるサービスです。本サービスにログインし、テンプレートを選択して起動することで、クラウドの計算資源やストレージ資源を構築することができます。また、テンプレートにはアプリケーションの実行環境の構成方法も記述することができます。つまり、必要な時に、必要な資源量の、必要な機能(アプリケーション)を持ったクラウド環境を容易に構築できます。利用機関とクラウドプロバイダの間はVPNにより安全に接続します。また、一部のクラウドプロバイダについてはSINETクラウド接続サービスを利用した高速・安定・安全な直接接続ができます。

 

 

3.NII Research Data Cloud

サービス名称 英語名称 Webサイト サービス概要

GakuNin

RDM

GakuNin

RDM

https://support.rdm.nii.ac.jp/

研究者が研究プロジェクトにおいて、研究データや論文ファイルを簡便に管理、共有できるWEBサービスです。ファイルのプレビュー機能やバージョン管理、メンバー内でのアクセス制御、デスクトップとの同期機能などを基本機能として備えます。研究でよく利用される外部ツールとの連携や、研究公正への対応としての研究証跡を記録する機能など、日々の研究データ管理に必要とされる機能を順次拡充しています。機関が提供するストレージと接続して利用することで、各大学におけるデータポリシーやセキュリティポリシーに沿った研究データの管理が、負担なく実現できます。

学認LMS GakuNin LMS https://lms.nii.ac.jp/

高等教育機関における共通の教育コンテンツと受講履歴を提供する学習管理システムです。
情報セキュリティ教育のための講座や研究データ管理やその支援について学ぶ講座を公開しています。

 

 

4.各サービスの学認参加要否について

こちらは別ページの表にまとめました。
学認ブランド各サービスの学認参加要否等