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[upki-fed:207] Re: UPKIフェデレーションの属性追加について



岡部先生、みなさま、

>>> 今,学認で共通属性としてgakuninNumberのような属性を定義し,UPKIのOIDを
>>> 付与して頂くことというのは検討の余地がございますでしょうか?
> 
>> それができないと参加大学で構成するフェデレーションっぽくないですよね.
> 
> 大学で使われる個人番号には、大別して、職員番号に相当するものと、学生番号
> とがあり、例外的とはいえそれらを同時に持つ人もいるし、派遣職員のようにど
> ちらも持たない構成員もいるわけですが、学認ではどう扱うのがいいでしょうか?
(中略)
> いずれにせよ職員番号は取扱注意の個人情報で、漏洩すれば職員証偽造など犯罪
> への悪用の恐れもありますので、真に必要な場合は慎重に設計し、それ以外にお
> いてはなるだけ大学間フェデレーションのような枠組みでのやりとりは避けるの
> が無難と思います。

基本的にそのようにすべきだと思いますが、個人情報云々は別にして、(状況
証拠としては、)JISCはもともと20年近くAhtensを運用してきて、そこから
Shibbolethに乗り換えたわけですが、技術的なことを除けば、これは、全国規
模の認証用のデータをEduservが一元的に運用してきたのをやめて、大学機関
ごとの管理に換えたということであると思います。これは、いろいろな背景の
ある決定(技術と財政)だったと思いますが、全国規模の一元的なシステムはや
らないほうが全体として安全という決定として理解しています。日本も、規模
のことを考えれば、これに習うべきではないかと思います。

フィンランドのような小規模な国の運用はあまり参考にならない(ヨーロッパで
は、基本的に高等教育は国または州の直轄事業で、フランスでようやく法人化
が進行中という事情を考えると、とくに)のではないかと思います。

土屋