OIX LoA 1 認定プログラム開始のお知らせ

2012-07-04 21:23 by 管理者

学認でIdP を運用している参加機関の方へ 
OIX LoA 1 認定プログラム開始のお知らせ

 

本お知らせのPDFファイル


OIX LoA 1 アセッサー 佐藤周行
oix-loa1 (at) nii.ac.jp

OIX LoA 1 について


認証フェデレーションを中心的なプレイヤーとして全世界的にトラストの構築が進んでいる中、アメリカFICAM (Federal Identity, Credential and Access Management) のTFPAP (Trust Framework Provider Adoption Program) に参加しているOIX (Open Identity Exchange) の提供するLoA 1 の認定サービスを、学認参加機関を対象としてこの度はじめることになりました。
アメリカの連邦系のサービスを受けようとする場合、このLoA1 を要求するのがベースラインになっています(例えばNIH の提供するPubMed)。また、国際的な協調関係の構築の中、LoA 1 がヨーロッパでのサービスに適用されることも十分に考えられます。


学認との関係

学認は2012 年3 月OIX に参加し、学認参加機関に対してOIX LoA 1 を認定できるようになりました。学認の登録したアセッサーによる評価を経て、参加機関を認定LoA 1 機関としてOIX に登録することが可能になりました。

認定の流れと認定に際して必要となるもの

認定の流れは以下のようになっています。

  1. 認定を望む参加機関が申請(申請書を提出)。申請書は以下にあります。提出先は oix-loa1@nii.ac.jp にお願いします。
    MEMBERSHIP APPLICATION AND AGREEMENT
    Membership Agreement Final March 23 2012.pdf
    PARTICIPANT LISTING APPLICATION AND AGREEMENT
    oix-us-icam-loa-1-participant-listing-agreement Final March 23 2012.pdf
  2. OIX LoA 1 アセッサーは、参加機関の提出するデータ及び公開データ、必要ならば面接等から得られる情報その他を使って、参加機関の保証レベルを評価。
  3. LoA 1 認定可と判断した時点で、OIX への申請書類をアセッサーが代理でOIX に提出。メンバーシップに関する料金をOIX に支払う必要はありません。

評価に必要となるデータについてはOIX LoA 1 アセッサー(oix-loa1 (at) nii.ac.jp)にお問い合わせください。認定のための評価基準は以下に示されています。

Trust Framework Provider Assessment Package 

oix-us-icam-loa1-tfp-assessment-package-November 08 2011 V2.pdf

上記文書のうち、表2と3の要件を満たすことが求められます。表6が認定更新のときの要件です。

認定更新は1年に1回行われます。

 

認定後の権利と義務

 

OIX のメンバールールについては、以下をご覧ください。

OIX Member Rules

oix-member-rules-2011-01-19-1.pdf

また、http://openidentityexchange.org/join-oix/membership-documents-0 には、関係する文書が掲載されています。あわせてご覧ください。
参加機関IdP のメンバーシップのライフサイクル(登録、更新、廃棄)の管理については、OIX アセッサーが代理で行います。これに係る料金はOIX からも、学認からも徴収されません。

以上