研究教育活動にどのようにクラウドを活用できるのかといった疑問の解消を目的として「Microsoft Azure ではじめる大規模計算へのMATLAB活用」をテーマにセミナーを開催します。
研究教育におけるクラウド利活用に関する複数のシナリオを想定し、これらのシナリオを実践するセミナーをハンズオン形式で開催することにより、参加者に実際にクラウドを体験して頂き、研究教育現場におけるその利活用について検討して頂ければと考えております。
皆様の周りの研究・教育に携わる方々にも本セミナーについてお知らせ頂けると幸いです。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
・第2回セミナー「Microsoft Azure ではじめる大規模計算へのMATLAB活用」
開催日時:
平成28年3月23日(水) 13:30-17:00
会場:
国立情報学研究所 20F 実習室(2001AB)
http://www.nii.ac.jp/about/access/
概要:
(1) アカデミッククラウドの動向(15分)
講師:合田 憲人(国立情報学研究所)
大学や研究機関におけるクラウド利活用の状況を紹介するとともに、国立情報学研究所が進めるクラウド導入・利用支援活動について報告します。
(2) MATLABプログラムの高速化と並列化(70分)
講師:井原 瑞希(MathWorks)
「MATLABのプログラムをもっと速くしたいが、どうすればいい?」と思ったことはありませんか?MATLAB言語は、他の言語と同様、プログラムの書き方によって実行速度とメモリ使用の効率が大きく左右されます。
本セッションでは、演算のベクトル化などの初心者でもすぐ使えるようなテクニックから、中級者向けのメモリ使用の工夫の方法までご紹介します。
また、コーディングの工夫だけではなく、マルチコアマシンやGPUを活用してさらに高速化する方法も紹介します。
(3) Microsoft Azure の基礎(30分)
講師:中田 寿穂(日本マイクロソフト株式会社)
「MATLAB で大規模な計算を行いたいが、手持ちのPCではスペックが低く、計算しようとしてもメモリが足りない、計算時間がかかってしまう。」といった問題を抱えている方はいませんか?
Microsoft Azure では、最大32コア、448GBのメモリを搭載したマシンを分単位で借りることが可能です。本セッションでは、皆様が Microsoft Azure 上にMATLABを動作させるための仮想マシンを構築できるようになるための方法を紹介します。
(4) MATLAB ハンズオン(60分)
講師:MathWorks、日本マイクロソフト株式会社
Microsoft Azure 上の MATLAB 実行環境を使用して、いくつかのプログラムを実際に高速化、並列化し実行してみます。
参加条件:
MATLABに関する基本知識および使用経験を有すること。
受講対象者:
大学・研究機関等に所属する教員、研究者、技術者、大学院生
定員:
20名
※受付は先着順です。
※応募状況により調整させていただくことがあります。
費用:
無料
応募方法:
以下の事項をメールに記載しお申し込みください。
宛先:cld-office-support@nii.ac.jp
件名:第2回クラウド利活用セミナー参加申込(ご所属・お名前)
(以下、本文)
ご所属:
お名前:
メールアドレス:
申込締切:
平成28年3月18日(金)
※定員に達した場合、締切日前でも受付を終了します。