国立情報学研究所は，「次世代認証基盤におけるIAL2・AAL2の運用に係る中規模実証実験」への参加を募集いたします。
実際にIdP・SPの運用に関わられている皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
国立情報学研究所は，学認を2009年より提供しておりますが，昨今，高度な情報・計算サービス等における、より厳密なアカウント管理が必要なサービスへの対応や，リモートワーク等の普及による外部ネットワークからの要配慮情報へのアクセス等，より高度なセキュリティの担保を前提とした上でのサービス拡充を学認参加機関から要請されております。
弊所学術認証運営委員会 次世代認証連携検討作業部会は，これらの事情を踏まえ，多要素認証の本格的な採用や，当人確認のレベル向上をもって，高いセキュリティレベルを持った次世代認証基盤の提供を目指して，運用基準等の作成を進めて参りました。
今回，実際にIdP・SPを各機関で運用されている方々と共に，現在次世代認証連携検討作業部会で規定している基準に沿った形でIdP・SPの運用管理が可能かどうか，厳格性・利便性双方の観点から検証を行いたく，中規模レベルの実証実験を行います。
学認からの技術提供及び他参加機関との情報交換を通し，次世代認証基盤の構築を共に進めさせていただければと考えておりますので，ぜひ参加頂けますと幸いです。
また，情報収集を主な目的とする参加についても歓迎いたします。
詳細につきましては，次のページをご参照ください。
https://www.gakunin.jp/node/760
